ソーシャルレンディング失敗体験談をカミングアウト。

当方のソーシャルレンディング失敗体験談

通常生活でも、ちょっと、おっちょこちょいなところがあり、よく女房から叱られるボク。
ソーシャルレンディング投資においても、しょっちゅう、ちまちましたミスをリピートしてきました。
その中でも、ソーシャルレンディング投資に手をつけ始めたばかりの頃は、いま思えばアンビリーバブルなようなケアレスミスも、仕出かしてきたものです。

ファンドの資金枠がアッという間にいっぱいに!

ソーシャルレンディング投資に手をつけたばかりの頃、うっすらと関心をもっていた投資案件がありまして、
「おっと、明日の10時から募集開始か…。しばしの間案件があるから、こちらを完成させて、正午頃、WEBページを訪ねてみよう」
という風に、のんびり構えていたのですが、ある程度経過した頃ほんとWEBページにアクセスしてみたら、たちどころに、資金枠が一杯になってしまっており、出資が叶わなかったというドジがありました。
そのころは、まさか、ソーシャルレンディング投資が、このような人気を集めていることを知らず、
「別に、ちょっと時間をあけて出資エントリーしても、きちんと間に合うでしょ」
と、お気軽に感じていたのですが、いまや、省みています。

あれ以来、各ソーシャルレンディング業者の投資案件オープンスケジュールについては、前もって気を使うようにし、その中でも出資エントリーを行いたい投資案件がある場合は、資金募集開始時刻に合わせて、アグレッシブにサイトにお邪魔するように意識しています(=それでも数分~数秒のズレで、投資締切になってしまい、出資が不可能だった…という場合は、枚挙にいとまがありません)。

デポジット口座に資金を入れ忘れ、出資に失敗!

ブログ主はいま、23社のソーシャルレンディング業者に分散投資をしておりますが、それらの中、ほぼすべてのソーシャルレンディング事業者は、預託金制度(デポジット制度)を取り入れています。
いざそのソーシャルレンディング業者の投資案件に対して出資を行いたい場合は、前もって、ソーシャルレンディング業者がセッティングしてくれている預託金口座(デポジット口座)に資金を送金しておいて、入金済の出資資金から、各投資案件に出資を行う、という形です。

さて、以前の反省から、「投資案件の募集開始タイミングにあわせて、きちっとPCに向かっているように」心がけた私。
いよいよの時に、ファンドが資金募集をスタートしたタイミングにあわせて、出資エントリーを進めようとしたのですが・・・
預託金口座に出資資金を入れ忘れていて、出資が叶わなかった、という、恥ずかしすぎるケアレスミスを仕出かしたこともありました。

近頃思い出してみても、哀れな気分になります…。

ソーシャルレンディング出資のミスを遠ざけるための必携インフォメーション

そんな私が、こういった事を語るのは、身の程知らずように思いますが、ソーシャルレンディング投資においては、更に、気を付けるべきキーポイントがいくつかあると思われます。
「失敗した!」というケースを遠ざけるためにも、出資の際は、きちんと気の緩みを生じさせないように致しましょう。

【貸付年月】はきちんとチェックしましょう。

各ソーシャルレンディングファンドの、お金の融資・運用期間は、投資案件によって、実に何種類も存在しています。
わずか数カ月で満期償還となる投資案件もありますし、長い物ですと、償還まで1年~2年程度、という投資案件もあります。

そして、意識していなければならないのが、ソーシャルレンディング投資の場合、1度案件に出資した資金は、そのファンドが償還になるまで、返ってきません。

投資済のお金を中途ストップする、という事ができないため、直近で使用予定のある資金を、ソーシャルレンディング投資に回してしまうと、その投資案件の貸付・運用期間の長短によっては、しんどいシチュエーションとなり得ます。
そのようなミスがないよう、各投資案件の貸付・運用期間については、出資エントリーの際、しっかりとチェックするようにいたしましょう。
※勿論、出資は「余裕資金で行う」というのは、ソーシャルレンディング投資に限らず、あらゆるトレードにおいて、厳守するべきルールです。

【担保設定】はぜったいに押さえましょう。

各投資案件の担保設定については、ソーシャルレンディング業者によって、そして投資案件によって、バラエティーに富んでいます。
不動産に対して抵当権をセットする投資案件もあれば、借り手企業の有する債権に、譲渡担保をセッティングする投資案件もあるのです。
関連会社が連帯保証を行います、という投資案件もある一方で、その他には、無担保・無保証型のファンドも見られます。

どのような担保設定の投資案件にするのか、は、我ら個人投資家に一任されており、おのおので、自分のリスク性向に合わせて、きちんと投資案件をチョイスしていくことが必要です。

【わずかな額の分散投資を完遂】しましょう。

投資の格言で、「タマゴはひとつのカゴに盛るな」というものがあげられますね。
ソーシャルレンディング投資においても、この点は必携のマインドです。

また、ソーシャルレンディング投資の場合、そもそも、他のトレード手法と比較して、少額の分散投資をしやすい、というアドバンテージがあげられます。
各ソーシャルレンディング業者に投資口座をオープンするのはイージーですし、ソーシャルレンディング会社によっては、最低1万円から、投資案件に出資がOK、というところもあります。

できるだけ数多くのソーシャルレンディング会社に口座を開設し、
お金を少額に分けて、できる限りたくさんの投資案件にお金を分散投資する。
これは、ソーシャルレンディング投資において、ノーマルなことです。
めんどうがることなく、きちんと、少額の分散投資を徹底しましょう。