ソーシャルレンディング 危険事業者ランキング

第1位:トラストレンディング

その他のソーシャルレンディング事業者と比較しても、かなり高めの期待利回りを提示していて、かなり人気の高いソーシャルレンディング事業者だったのですが、
2018年12月に、最初の行政処分を受けて、
その後、2019年3月、早くも2回目の行政処分を受け、「登録取り消し処分」となったソーシャルレンディング事業者です。
投資家から募った資金を、取締役のひとりが、流用してしまっている状態だった、とのこと。
ソーシャルレンディング業界で、登録取り消し処分を受けたのは、
この「トラストレンディング」のケースが初めてだったので、
ソーシャルレンディング業界に、衝撃が広がりました。

第2位:みんなのクレジット

登録取り消し処分、というほどではないですが、
業務停止命令を受けたのが、こちらのソーシャルレンディング事業者。
投資家から出資してもらった資金を、
社長が、自分の個人的な借入金の返済原資にあてていたり、
「不動産担保つき」として投資家を勧誘しておきながら、
実際には、担保が設定されていなかったり、と、
かなり悪質な運営が行われていたようです。

第3位:ラッキーバンク

こちらも、行政処分を受けた事業者。
借り手企業のほとんどが、同社の社長の親族が経営する法人だった、ですとか、
「慎重に融資審査をしています」と投資家に対してアピールしておきながら、
実際は(※親族企業への融資ですから、当然といえば、当然ですが)かなり緩い審査しか行われていなかった、ですとか、
設定されていた不動産担保の評価額算出が、かなりあいまい・自分勝手なものだった、ですとか、
いろいろと、問題の多いソーシャルレンディング事業者だったようです。
不動産担保付き、という割には、高い利回りが設定されており、
投資家にも、かなり人気の高い事業者だったのですが…。

第4位:maneo

国内ソーシャルレンディング業界では、長らく「最大手」といわれる存在だった事業者。
その分、投資家からの信頼もあつかったのですが、
2018年、行政処分を受けることとなります。
きっかけは、グリーンインフラレンディングにおける、不適切な資金管理、及び、本来記載されていなかった目的への、投資資金使用でした。
maneoの場合、行政処分を受けてから、かなり多くのファンドで延滞が発生し、
もともと取扱件数の多いソーシャルレンディング事業者だっただけに、
たくさんの投資家に、多大な迷惑をかけることとなりました。