ソーシャルレンディング事業者の選び方

ソーシャルレンディング投資では、ソーシャルレンディング事業者選びが大切。

サイトに掲載されているソーシャルレンディングファンドの概要を、いくら読み込んだところで、そのファンド概要を作成しているソーシャルレンディング事業者が、虚偽の内容を記載しているようでは、本末転倒である旨は、言うまでもありません。

どれだけ良質なソーシャルレンディング事業者が提供しているファンドでも、「出資すべきではない」ソーシャルレンディングファンドは、存在します。
しかし、ソーシャルレンディングファンドの具体的な内容を云々する前に、まずは、ソーシャルレンディング事業者を選び抜く事。
これが、ソーシャルレンディング投資においては、最重要なポイントとなります。

それでは、ソーシャルレンディング事業者は、どのような視座から、選んでいけばよいのでしょうか。
本記事では、具体的な「ソーシャルレンディング事業者の選び方」について、記載していきます。

ソーシャルレンディング事業者の選び方1:上場企業が運営しているソーシャルレンディング事業者

上場企業が運営しているソーシャルレンディングサービスのみ、使用する、というのも、確かに、有効な一手となり得るでしょう。
日本国内で、上場企業が直接運営しているソーシャルレンディングサービス、というと、当然、限られてきますが、東証マザーズ上場企業が運営しているソーシャルレンディングサービス「オーナーズブック」は、その基準に該当します。

ソーシャルレンディング事業者の選び方1:上場企業が運営しているソーシャルレンディング事業者

引用元:オーナーズブック(https://www.ownersbook.jp/

全案件不動産担保付、という特色のあるソーシャルレンディングサービスで、ファンドが資金募集を行う際には、個人投資家を中心にアクセスが集中、俗にいう「クリック合戦」が繰り広げられることとなります。

ソーシャルレンディング事業者の選び方2:上場企業の100パーセント子会社が運営しているソーシャルレンディング事業者

ソーシャルレンディングサービスを運営している主体事業者そのものは非上場であったとしても、その事業者が、別の上場企業の100パーセント子会社である場合は、安心感も高まることでしょう。
国内ソーシャルレンディング業界では、

ソーシャルレンディング事業者の選び方2:上場企業の100パーセント子会社が運営しているソーシャルレンディング事業者

引用元:SBIソーシャルレンディング(https://www.sbi-sociallending.jp/)

↑SBIソーシャルレンディングを運営する、SBIソーシャルレンディング株式会社が、SBIグループの100パーセント子会社であることが知られていますし、

ソーシャルレンディング事業者の選び方2:上場企業の100パーセント子会社が運営しているソーシャルレンディング事業者02

引用元:LCレンディング(https://www.lclending.jp/)

↑ソーシャルレンディングサービス「LCレンディング」を運営する、株式会社LCレンディングも、LCホールディングス株式会社(ジャスダック上場)の100パーセント子会社であることが有名です。

ソーシャルレンディング事業者の選び方3:国内有力企業から出資を受けているソーシャルレンディング事業者

国内の有力企業やVC(ベンチャーキャピタル)からの出資を集めているソーシャルレンディング事業者も、同様の信頼感を得ることが出来るかもしれません。
国内ソーシャルレンディング事業者で、有力企業からの出資で知られる物としては、国際分散投資型ソーシャルレンディング事業者、「クラウドクレジット」が挙げられます。
クラウドクレジットを運営するクラウドクレジット株式会社自体は、非上場のベンチャー企業ですが、

ソーシャルレンディング事業者の選び方3:国内有力企業から出資を受けているソーシャルレンディング事業者

引用元:クラウドクレジット(https://crowdcredit.jp/company/)

まとめ

日本国内には、本記事執筆本日現在、20社を超えるソーシャルレンディング事業者が存在しますが、そのうち、信頼に値するソーシャルレンディング事業者、というのは、限られます。
ソーシャルレンディング投資をスタートするにあたっては、まずは、数あるソーシャルレンディング事業者の中から、信頼できるソーシャルレンディング事業者を選び抜くことが求められます。

信頼できるソーシャルレンディング事業者の選び方には、様々な方法があるでしょうが、

  • 上場企業が運営するソーシャルレンディングサービスを選ぶ。
  • 上場企業の100パーセント子会社が運営しているソーシャルレンディングサービスを選ぶ。
  • 国内有力企業・VCから出資を受けているソーシャルレンディングサービスを選ぶ。

上記指標は、少なからず、助けとなるものと思います。

それでは、本記事はここまで。
また次の記事にて、お会いいたしましょう!