初心者は、まずはSBIソーシャルレンディングから。
とりあえずは、SBIソーシャルレンディングから始めるのが、妥当ではないかと思います。
常時募集型ファンドがあるので、ほかのソーシャルレンディング事業者のように、
「ファンドの募集開始日時にあわせて、パソコン前で待機!」
といったプロセスは必要ないですし…。
1万円から出資できますから、
まずは小さな金額から、勉強がてら…という方にも、お勧めしやすいと思います。
なお、ソーシャルレンディング業界では、超大手といえる、SBIソーシャルレンディングではありますが、
各ファンドにはそれぞれ、リスクがあります。
大手だから安心・ノーリスク、というわけでは、決してありません。
実際、SBIソーシャルレンディングといえども、一部のファンドでは、過去、延滞が発生したこともあります。
くれぐれも、注意してください。
なれて来たら、オーナーズブックも。
東証マザーズ上場企業、ロードスターキャピタル株式会社が運営する、ソーシャルレンディングサービス、オーナーズブックも、
ソーシャルレンディング投資業界の中では、人気が高い事業者です。
全てのソーシャルレンディングファンドに、不動産担保がついていますから、
その点においても、(少なくとも、無担保・無保証型ファンドと比べれば)安心感があるといえると思います。
ただし、SBIソーシャルレンディングの場合、ある意味、投資家からの人気が高すぎて、
ファンド公開のたびに、「クリック合戦」が勃発します。
ものの数分で資金が埋まってしまう、というケースも、オーナーズブックの場合、ざらですので、
「いつでも気軽に出資したい」と考えている投資家には、いささか、不向きかもしれません…。
ちょっと冒険したくなってきたら、クラウドクレジットも。
伊藤忠商事や第一生命等、日本を代表するトップ企業が出資していることで知られるのが、クラウドクレジット。
同社の場合、日本国内向けのローンファンドは組成されておらず、
全てのファンドが、国外向け、となっています。
上限金利規制もない国に対する投資案件もありますから、
その分、前掲のSBIソーシャルレンディングや、オーナーズブックの場合と比べて、
ファンドの期待利回りが高い、というメリットがあります。
各シリーズごとの満期償還実績は、同社ホームページで公開されていますから、
それをよく確認し、
「あ、このファンドシリーズなら、出資してもよさそうだな」
と思えるファンドに限って、出資をするのがいいと思います。
なお、クラウドクレジットのファンドの場合、原則として、無担保・無保証型ファンドとなっています。
この点には、くれぐれも、注意してください。