ソーシャルレンディング投資の流れ

ソーシャルレンディング投資の流れ

ソーシャルレンディング投資の流れ(フロー)を理解する。

実地で慌ててはいけませんので、あらかじめ、ソーシャルレンディング投資の具体的な流れについて、最低限の把握を済ませておきましょう。

ソーシャルレンディング事業者を選ぶ。

まずは、国内に数あるソーシャルレンディング事業者の中から、投資家としてお付き合いをしていくソーシャルレンディング事業者を選びます。
簡単なプロセスに思えるかもしれませんが、むしろ、ソーシャルレンディング投資の中で、一番大切なプロセスは、この「ソーシャルレンディング事業者を選ぶ」というステップです。
このステップについては、具体的な方法論について、別記事をご用意しておきましたので、是非、ご覧になってみてください。

ソーシャルレンディング事業者の選び方

ソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設する。

ソーシャルレンディング事業者選びが済んだら、当該ソーシャルレンディング事業者に、投資口座を開設します。
この手続き自体は、どのソーシャルレンディング事業者も、インターネットで簡便に簡潔します。

出資するソーシャルレンディングファンドを選ぶ。

このプロセスも、極めて大切なステップです。
ソーシャルレンディング事業者の選び方と同じく、別記事をご用意しておりますので、そちらを是非御確認下さい。

ソーシャルレンディングファンドの選び方

ソーシャルレンディング事業者に、出資申込を行う。

この手続き自体は、極めて簡単です。
ソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設した時と同様、手続きはインターネットで完結します。

ソーシャルレンディング事業者から利息分配を受け取る。

ソーシャルレンディング事業者、及び、ファンドによりますが、ソーシャルレンディング事業者・ファンドの中には、元本が満期で償還されるまでの間に、利息部分だけは、定期的に分配される、というケースがあります。
なお、分配金の受け取り方法は、ソーシャルレンディング事業者が「預託金制度」を採用しているかどうか、で、大きく異なります。

預託金制度採用事業者の場合

ソーシャルレンディング事業者からの分配金は、あくまでも、ソーシャルレンディング事業者内の、投資家別のデポジット口座へと送金される体裁となります。
投資家において、デポジット口座内の資金を、別の用途に用いたい場合(例:ソーシャルレンディング事業者から出金し、手元現預金としたい場合)、ソーシャルレンディング事業者に、出金依頼を行う必要があります。

預託金制度【非】採用事業者の場合

ソーシャルレンディング事業者からの分配金は、投資家の銀行口座へと、直接、送金されてきます。
この際の振込手数料は、ソーシャルレンディング事業者が負担してくれるケースが多いです。

ソーシャルレンディング事業者から、満期の元本償還を受け取る。

ファンドが運用満期を迎え、借り手事業者からソーシャルレンディング事業者へと、無事に元金返済が為されると、ソーシャルレンディング事業者から投資家に対して、元本が戻ってきます。
ここまで済んでようやく、1つのファンドへの投資が無事に完了することとなります。

なお、ファンドが満期を迎えるまでの期間の長短(=運用期間の長短)は、ファンドによってさまざまです。
数カ月で満期を迎えるファンドもあれば、元本償還まで1年以上の期間を要するファンドもあります。
出資の際は、くれぐれも、ご注意ください。

まとめ

本記事においては、ソーシャルレンディング投資の具体的なフローについて解説させて頂きました。
少しでも、ご参考と為さって頂ける内容と出来たのであれば、うれしいです。

それでは、また次回の記事にて、お会いいたしましょう。